「二つの清華大学」創立100周年 中台共催で式典 「統一工作」見え隠れ
3月25日7時56分配信 産経新聞 【上海=河崎真澄】中国国営新華社通信は、清朝末期の1911年に開校した清華学堂を前身とする北京の清華大学と、49年の中台分断後、55年に台湾で設置された同名の清華大学が来年4月、創立100周年記念行事を共同で行うと伝えた。両校は2001年から学術交流を行ってきたが、大がかりな記念行事の共催は初めて。両校共通の研究所の設置や、学生の履修単位の相互承認などの動きもある。中台関係の改善が背景にあるが、台湾に移った同根の組織を政治的に利用し、台湾との統一工作に結びつけたい中国側の思惑も見え隠れする。
中國清華社新聞報導, 於清朝末年1911創立的北京清華大學, 其前身為清華學堂, 在49年中台斷交後, 55年在台灣設立同名的清華大學, 於明年4月將共同舉辦兩校100年校慶. 兩校於2001年即開始的學術交流, 為此次共同舉辦校慶之契機. 兩校共同設置的研究機關及學歷也相互的承認. 在中台關係改善的背景下, 中國依台灣為同根的關係下利用政治上各種組織手段以達到其目的, 在此可以隱約看見中國在祖國統一上的用意.
同通信が20日に伝えたところによると、北京側の顧秉林学長が新竹市にある台湾側に陳力俊学長を訪ね、「両校は同根同源」として記念行事の共催を提案した。創立100周年を迎える来年4月24日の記念式典や学術座談会などを共同で実施することで台湾側も同意した。一連の行事は中台両岸にまたがって行われる。
清華社在20日並提到, 北京清華大學林姓校長將來台訪問台灣清華大學陳姓校長, 以"兩校為同根同源"為議題,展開校慶活動之討論. 為了迎接明年4月24號兩校創立100週年紀念, 台灣方面已經同意一起舉辦紀念儀式及學術座談, 這將是兩岸共同跨越形勢的一大步.
両校の卒業生どうしの交流も検討されている。卒業生には、北京側では胡錦濤国家主席やポスト胡主席と目される習近平国家副主席ら、台湾側ではノーベル化学賞受賞者で民主進歩党政権時代にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で当時の陳水扁総統の特使も務めた李遠哲氏らがいる。来年の記念行事には胡主席らが出席する可能性もある。
由兩校傑出校友中,代表雙方出席的人物, 推測北京應該會由胡錦濤國家主席或者是受到胡主席推薦的習近平國家副主席. 而台灣方面可能應該由得到過諾貝爾化學獎, 且曾經在民進黨執政時期,擔任陳水扁總統特使出席亞太金融會議的李遠哲先生. 所以明年紀念的會議上胡主席很有可能出席.
北京側には現在、学部と大学院合わせて約120人の台湾出身の学生が在籍している。だが台湾は、中国の学位や学歴を認めない政策を続けており、仮に北京で博士号を取得しても、台湾では原則として学位は通用しない。両校は履修単位の相互承認などによって交流を図り、将来的に台湾当局に中国の学位承認など政策変更も迫るもようだ。
北京方面現在大學及研究所承認在台學籍的學生約有120人,但是台灣方面在未承認中國學歷政策上仍未改變.假設在北京取得博士學位, 原則上台灣方面並不承認. 而本次兩校在學歷承認單位互相交流, 往後可能會迫使台灣當局改變政策而接受中國學歷的事實.
中国共産党との内戦に敗れ、台湾に逃れた国民政府は北京の故宮博物院から約65万点の宝物を持ち出して台湾に運び、台北市内に新たに故宮博物院を設置した。国民政府が中国の正統政権を主張するよりどころであり、清華大学もその延長上にある。
和中國共產黨內戰而戰敗逃亡的台灣國民黨政府, 當時將北京故宮博物院約65萬件寶物運送來台, 而今設置在台北新的故宮博物院. 這有意謂宣示著國民黨政府在中國的正統政權, 如今也可能顯示在清華大學的正統性上.
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